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映画“ラッキー”を見た。 [映画]

3月23日のヒューマントラストシネマ有楽町10:00の回スクリーン1でみた。今年の19本目。朝からやっていたのはヒューマントラストシネマ有楽町だけだったので。この時間ですので観客は年齢の高い人たちが多い。ハリー・ディーン・スタントン(以下ハリー)を好ましく思っている年代は高年齢と思われるので、想像どおりだった。ヒューマントラストシネマ有楽町のスクリーン1は定員161なのだが60人位の入りだった。公式サイトは→ココです。  画像は映画.comより転載しました。
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決まりきった毎日の生活を撮っているのは先日見た“パターソン”と同じですが、こちらは老人で、なおかつ偏屈なんでね、よりハードな感じを受ける。風景もテキサスですから、東部のパターソンよりも環境がハード。雲一つないような青空にサボテンが似合うんだな、これが。ハリーとほぼ実年齢で出演しているので本人とモロかぶりですが、実際に彼がこのように生活していたのだと分かったとしても何の違和感もない自然さ(笑)。無神論者・現実主義者で90歳まで生きてきたなら、また映画の中でも本人の台詞がありますから、ポスターの“死とは何か”とはハリーは問わないと思いますけどね。映画の中では、彼はそれは“無”だと言っているんで。むしろ死の瞬間に自分はどう行動するのだろうと悩むわけですよね。
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友人役で出演しているデビッド・リンチ。陸ガメに“ルーズベルト”と名付けているところがなんかにくいね。逃げちゃったけど(笑)。あ、逃げたんじゃなくて用事を足しに行っただけか。ハリーの飲んでいるのは、映画の中ではブラッディ・マリアと呼んでいたけど、ブラッディ・メリーとどう違うのかな?メリーがウオッカ・ベースでマリアがテキーラ・ベースなのかな?
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ハリーが倒れたので心配している、店の面々。
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監督のジョン・キャロル・リンチ。映画“ファーゴ”の中では警察署長役だったフランシス・マクドーマンドの旦那さん役ででていた。その後のTV番組“ボディ オブ プルーフ”で刑事役ででていたが、両方共、人間味あふれるというか抱えている色々なものを感じさせる魅力的な演技だった。見た目のせいかもしれないが。
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見た人はわかると思いますが、この映画は、監督のジョン・キャロル・リンチからのハリーへのラブレターですね。中でハリーが歌うシーンが有るんですが、あんなに歌がうまいなんて知らなかったです。帰ってからYouTubeで調べてみると、色んな人と一緒に歌っているんですね、クリス・クリストファースン 、アート・ガーファンクル、ジョニー・デップ(ギターで伴奏)ハーモニカは聞かせますね。あんなに歌えるんだ、90歳を超えた人間が……。その事を知っただけでも、僕は幸せな気持ちで映画館を出て来た。トレーラーと彼の歌のYouTubeを貼っておきます。天国はないってハリーは言いそうだけど、もしもあったら、きっとゆったりと過ごしていることと思います。







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映画“女神の見えざる手”を見る。 [映画]

3月8日 ギンレイホールの4:??の回で見た。観客は“朝がくるまえに”よりは少なくなる。アメリカの天才的なロビイストの話ですね。アメリカの銃規制法案の推進派と反対派(全米ライフル協会派)の法案を通すための政治的な闘争を映画にしたものです。脚本がうまい。もう、快感なくらいな組み方。最後のどんでん返しと言うか反転も快感です。シナリオの旨さが堪能できます、楽しめます。でも……肝心の法案はどうしたの? 反対派の会社と議員はいなくなったけど、法案は通らなかったんじゃないの? この映画で通ったことにすると、作り物感が出てくるし、リアル感が薄れるからじゃないかな?あと前編を通して音楽を流すのはもう古いんじゃないの、僕は、映画の邪魔をしていると感じた。人間の内面の描き方も足りないと思った。画像は映画.comより転載しました。公式サイトは→ココです。
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ココでもまたいい役で出演しているマーク・ストロング。引っ張りだこだね。この作品では熱心さがひかる(気がする)ジェシカ・ジャスティン。熱演が目立つだけかもしれない。
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このメンバーで元の会社から、対立する主張の会社に移籍する。
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相手方のチーム……でも……。
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映画の中で気になった俳優。 まずケリー・ワシントン 写真は“ジャンゴ:繋がれざる者”の撮影時。この映画では(個人的に)2番めに重要な役だと持った。
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サム・ウォーターストン RAW & ORDER時のジャックが懐かしいがこんなところにも出演してたんですね。仕事のためには悪さもするって感じの人を演じていた。
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ジョン・リスゴー 上のサム・ウォーターストン同様、良い人、悪い人両方できると言うか、使い分けられる、演技うまいなあって思う。今回の役にはピッタリだった。
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下にトレーラーを貼っておきます。


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映画“朝がくるまえに”を見る。 [映画]

3月9日の13:??の回でみた。観客、例によって7割方が高齢者。臓器移植の関係者の一日の間の各々の葛藤を淡々とクールに追っている群像劇でしたね。監督は僕は初見参のカテル・キレベレ。これが長編3作目だと言う。全く、事前の情報なしに見たのでその監督の感覚が新鮮だった。公式サイトは→ココです。画像は映画.comから転載しました。これから見るという人、あるいは絶対見るぞって人、見るかもしれない人は映画見てから読んでね。でもこの映画は筋が分かっていても関係ないと思いますけど。受ける感覚までは文では表現できないので。
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朝早くサーフィンに出かけた帰路に事故に会い脳死状態になった息子シモンにギャバン・ヴェルデ、イケメンですね。そして演技も初々しい。
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その恋人ギャバン・ヴェルデ同じく演技も初々しい。
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恋人ですからこんなシーンも、でも初々しい。後で知ったけどオーディションで選ばれたと書いてあった。
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映画初頭に、ガールフレンドの家(だと思うのですけど)の窓から出ていくシーンから始まるんですよ。ちらっとガールフレンドを振り返り、2階と思しき窓から道路に飛び降りて自転車で出かけるんですよ。そこから事故に遭うまでの、展開やシーンがすっごく良いんですよ。映像といい、テンポといい本当にいいんですよ。
自転車で下っていくと友達がサーフボードで走ってくるのと合流し、港近くで待っているサーフボード積んだもう一人の友人の車に合流する。車で海岸まで行き、ウェットスーツに着替え、パドリングで沖に出てサーフィンを始める。
サーフィンのシーンでチューブ・ライディングなんかあるのですが、早朝なので、曇っていますし、水の中からの描写が多いので暗く、なんだか不穏な感じ。サーフィンが終わっての帰りは一本道。道の側は畑で風力発電の風車が何基も連なってゆっくりと羽が回っている。羽根が空気を切り裂く音が定期的に聞こえてくる。すると緑の畑が徐々に水に変わっていく。道を残しての両側が水になってゆく。
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ついには水の上を走っている感じになる。波が起こり、先程までサーフィンをしていたように、まわりは海で、先方から波がやってくる。波は徐々に大きくなり、ついには壁のように前方に立ちふさがる。壁にぶつかると思った瞬間、衝撃音がして……事故が起こったと分かるんですよ。現実を描きながら情感を描いている感じ。覚低走行は確かにこんな感じですよ。若い時にオートバイで夜中走って朝方に直線だったせいもありますが反対車線の端までいっていて気がついた事がありますもの。その時のことを思いだしました。

この監督(個人的には)センスが有ると思います。むやみに言葉に頼らない。ココまでですっかり心をわしつかみに掴まれました(笑)。

次のシーンからは病院での様子が描かれている。
脳死状態で臓器の提供を唐突に求められ思い悩むシモンの両親。
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仕事を進めようとするあまり、性急な物言いになり、それを担当医から注意される臓器コーディネーターのトマ(タハール・ラヒム)冷たい奴とこの時点では思ったが、仕事に忠実であるだけだと解る。実は彼が主人公なんですよ。注意した院長はもっと事務的(仕事熱心なだけかもしれませんが)でシモンの両親から移植の承諾書を貰ったことをトマが報告するとガッツポーズなんかするんですよ。それに対してトマは反発がある。次の生につながるとは言え、前の生を死なせなくてはならない事に葛藤があるんですよ、院長ほど素直には喜べない。
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次に臓器を貰う側の情景が描かれる。心臓病を抱えるクレール(アンヌ・ドルヴァル)は臓器のウェイティング・リストには載せているが、自分が生きる事とは他の一人が死ぬ事であるという現実をやはり素直に受け入れられない。クレールに限らず、看護士、コーディネーターを問わず、登場人物の人となりを説明するためか、本筋とは関係ないシーンや出来事が挿入されるので、一日の出来事だとは分からなくなるんですよ。でもそれが却ってリアルさを増加させている。現実の生活でも他人の生活ってちょっと目見ただけではその行動が何を意味するのかわからない。わからないほうがリアルだと思います。
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シモンの体から心臓を取り出すシーンでトマ君は、その時に取り出しを焦る医師を抑えて両親から頼まれたあることをするんです。両親は音楽を聞かせてほしいと頼んであったのです。両親の頼みで彼女が選んだ音楽は波の音だったのですね、ちょっとの間、病室を波の音が満たす。トマ君は臓器提供者や関係者を丁寧に敬意を持って当たろうとする人間だったんですね。このカットがポスターになっているのは納得するところです。
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次に心臓移植のシーンが始まる。この心臓や体は多分作り物だと思いますが、とても良く出来ていてリアルだと思えましたが、医療関係者の友人はこれを見てどう思うのか興味が有るところだ。印象的なのはクレールに心臓を移植して心臓が動き始めた時に心臓を運んで来た医者と待ち受けて執刀した医者が顔を見合わせ、お互いに微笑むシーンだ。

次の朝か、目覚めて微笑むクレール。やっぱり生きていて良かったと思えるんですかね。ココで映画は終わるのかと思いましたが、違いました。トマ君が朝もやの中をモーターサイクルで帰宅するところで終わるんです。この映画はトマ君の物語だったんですね。トマ君は待ち時間にゴシキヒワの売買サイトを眺めていたりするんですが、キリスト教に疎いのでゴシキヒワに何か象徴的な意味があるのかもしれませんが調べませんでした。
 最初のつかみは完璧でした(現に僕は引き込まれたし、その新鮮な感覚に驚いた)。ですが、一日の物語であるともっと分からせたほうが良かったとはおもいます。見終わった時は一日の話とは思いませんでしたから。でもとってもいい映画でした。この監督の次の作品に期待します。“朝起きる度に心臓が今日も動いている事に感謝しようよ”ッてお話でした。下に、トレーラーを貼っておきます。




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映画“デビッド・リンチ:アートライフ”を見る。 [映画]

2月7日新宿のシネマカリテの16時30分の回で見た。観客30人位いましたかね。デビッド・リンチは好きなのでどんなことを喋るのかと興味があったので見に行った。公式サイトは→ココです。 画像は映画.comより転載しました。
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どうしたら、あんな悪夢の様な映画を考えることができるのか、少しは理解できるかと思いましたが、他の人を同じような環境と生い立ちを経験させても、リンチと同じようにはならない。結局は個人の問題なんだなぁと。“考えるんじゃない、感じるのだ”って言葉はココでも有効だった。下の画像は若き日の映画制作中のリンチ。
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現在の愛娘と一緒に絵を描いているリンチ。こんな時間は至福の時だね。かつては僕にもこんな時間はあった事を懐かしく思い出した。
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家族との若い時の写真。
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現在のリンチと上の顔写真を並べてみた。映画作りの大変さが年齢を経て顔に出ているのではないかな?
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下にトレーラーを貼っておきます。

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映画“ベイビー・ドライバー”を見る。 [映画]

2月19日にギンレイホールの14:??の回で見た。例によって半分くらいの入。出演者の中で知っているのはケビン・スペーシーとジェイミー・フォックスくらいだった。音楽に乗って進行する。正統のミュージカルではないが、音楽が、あるいはリズムが重要な役割を果たす。只々かっこいい。その分、薄味な感じ。イヤフォンやヘッドフォンを耳にかけ、音楽を聞きながら何かをすることは本当に危ないよねって事を再認識させられる映画です(笑)。公式サイトは→ココです。 画像は映画.comから転載しました。
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ヒーローは逃がし屋で、右側の3人のような犯罪者を車で逃がす事を生業としている。今回はジェイミー・フォックスの凶悪感がすごい、映画によっては知的な感じになるんだけど、彼の演技力か?
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逃がし屋で、仕方なくやっているが、約束の回数が終わったら、彼女と逃げようとするけれど……というお話。
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車・女・それに爆発が加わるとB級映画は成立すると言ったやつがいるけど本当だなぁ。車はスバルのインプレッサWRXかなぁ?カースタントはかっこいいよ。すっごく見せる。
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頭パーになって見てスッキリして終わり。何も残んない、コレはコレで価値があると思いますよ。飯田橋の有楽町線に乗ったらもう次の事を考えていた(笑)。トレーラーを貼っておきます。

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映画“シェイプ・オブ・ウォーター”を見る。 [映画]

3月2日 TOHOシネマズ渋谷のスクリーン2の15時35分の回で見た。197名の座席数のうち見たところ半分は埋まっていた。女性客多し。フライヤーが面白そうだったので見に行った僕としては不思議だったが、コレはロマンス物でもあったのだね、知りませんでした。監督がギレルモ・デル・トロだったので海底から半魚人が出てくる話かと思ってました(笑)。だってパシフィック・リムってそーゆー話でしょ(笑)。僕的には見て良かったなぁと思える一本です。パンズ・ラビリンスよりも数倍良かった。あれはあれで比較の対象ではないのですけどね。
きれい。音楽もいい。俳優陣の演技良し。(大人の)寓話ですよね。大人のと付くところが、“シザー・ハンズ”と違います。アメリカのR18指定からR15指定になっているので、ネットではカットされているとの噂がありましたが、子供向けでないのは2箇所の数秒間だけでしょ。そしてそのシーンに一部がぼかしが入っていましたが、下の画像のようにカットした部分はないとFOXで否定していますしね。
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画像は映画.comから転載しました。公式サイトは→ココです。
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画面の色使いがきれい。水の扱いが多様で素敵。ちゃんと大人の物語として描いてあるところがまたいい。機械や機構、建物のDesignも冷戦時代の感じをよく出している。始まってから数分でイライザ(サリー・ホーキンス)が大人の女性であることを少しエロティックな行動で表現したのには驚いた。こーゆーところがデルトロさんのエグいと言われるところかもしれない。右は友人ゼルダ役のオクタビア・スペンサーこのの演技も存在感があっていいよね。
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売れないイラストレーター・ジャイルズ役でリチャード・ジェンキンス。この人が語り部。イライザ・ゼルダ・ジャイルズ+1名で半魚人を研究施設から脱出させる。
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やたらとマッチョな感じを振りまく軍人ストリック・ランド役のマイケル・シャノン。この人の演技も僕よかったなぁ。べたな演技だけどそうすることによって、そうしないと生きて行けない男の悲しさが漂っていてイライザとの対比が際立ちましたよね。
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シザー・ハンズでぐっと来た人は、映画が劇場でかかっているうちに見たほうが良いと僕は思うよ。ギレルモ・デル・トロはファンタジーの世界で最先端をいっているかもしれないですね。こんな映画を見ると、4DXも3Dも要らないなあと個人的には思います。僕的には映画にアトラクション的な要素はいらないですね。でもIMAXはあったほうが良いよね(笑)。下にトレーラーを貼っておきます。


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映画“ナチュラル・ウーマン”を見る。 [映画]

朝10時に銀座で所要があり次の昼の飯田橋の予定まで時間があったので、シネ・スイッチ銀座で“ナチュラル・ウーマン”を見る。今年の11本目。スクリーン2の192席中10名位。朝が早いものね、これ位だよね。公式サイトは→ココです。 画像はシネマ.comから転載しました。
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幸せに暮らしていたマリーナとオルランド。
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誕生日にオルランドが急に逝ってしまい、あとに残されたマリーナはトランスジェンダーだったために思いがけないトラブルに巻き込まれる。マリーナ役のダニエル・ベガ。
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法の整備がなされていないために、いわれのない差別や偏見に立向かわなくてはならないマリーナを表現したカット。コレは僕にとっては目新しく、新鮮でおかしかった。南米の映画の表現なのだろうか?
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最愛の人に人間として最後の別れを言いたかっただけなんですけどね。それさえも色々と努力しなくてはかなわない。  ダニエル・ベガ 歌が良いんですよ。素晴らしくうまいわけでは無いと思うんですが、ちょっと心が動く感じ。下にトレーラー貼っておきます。



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映画“ゆれる人魚”を見る。 [映画]

2月16日 朝の10時30分からシネマカリテで見た。観客10人位、意外と(じゃないのかもってのは見てからわかった)と若い人(女性)の比率が大きい。感想を言うと“おもしれぇ~~”の一言に尽きる。何年かに一度、新しい考え方・見方 新しい才能に映画館の暗闇の中でぶつかる時があるんですよ。そこまでは延々と足を運ぶんですよ、その機会に逢いたくて。“第9地区”以来のこの感覚。ポーランドの女性監督らしいんですが、僕は第2作目、期待します。画像は映画.comより転載しました。公式サイトは→ココです。
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この3人組のバンドが……
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人魚に出会って、彼女らをフューチャーしてUnitを組む。
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こんな人間から人魚への変身ショーなんかもあるので一夜にしてスターになる。
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でも本質はコレですから……
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バンドの女性は母性を発揮して事態の悪化をくい止めようとするが……
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言い古された人魚の伝説を下敷きに、少女から大人になる時期の心の揺れ動きを、1980年代のポーランドのクラブシーンへのノスタルジーと共に画いたミュージカルです! そうなんですよ、ミュージカルだったんですよ。とても良く出来ている。ヨーロッパの深さや暗さがにじみ出ているミュージカルです。オペラの伝統って強いなぁと思いました。男が少年から大人になる映画は多いですよね、スタンド・バイ・ミーが典型的ですが、女性の場合はこんな感じなのかなと思いました。僕はお勧めしますが、偏屈な僕ですからね。行って期待はずれだった、どうしてくれるって言わないでね(笑)。下にトレーラーを貼っておきます。


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映画“パターソン”を見る。 [映画]

2月15日 ギンレイホールの13時45分の会でみた。この作品を見る前に4~5本見ているのだけれど、ちょっと印象が強かったので先にアップしてみる。ギンレイホールの199席あるうちの6割かたは埋まっていた。65歳以上が多い。まあ木曜の午後一ですからね。今時間に来れるのは僕も含めた高齢者たちだろうね。はじまってからしばらくすると、寝ている人多数。隣のおじさんも寝ていた。それほど、平穏で、そして心地よい。画像は映画.comより転載しました。公式サイトは→ココです。
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スター・ウォーズよりも演技の巧さがよく出ているアダム・ドライバー。っすっごく良い。朝、起きる→仕事(バスの運転手)に行く→帰る→夕食後、犬と散歩に行く→帰りにバーで一杯だけ飲む→帰宅→寝る。の繰り返しの生活。その生活の中で“詩”を作っている。
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奥さん役のゴルシフテ・ファラハニ。美人。僕は初見参。こんな美人がバスの運転手の奥さんであるわけがないじゃないですかと言うような茶々は入れない(笑)。制作上これはしようがない(笑)。クッキーの模様が独創的。
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カーテンも(映画の中では)奥さんDesign。随所に彼の奥さんに対する愛と言うか大切にしている感じが出ているショットが続く。と言うか彼は自分の人生を丁寧に生きているんです。
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必然性は特に無いと思うが、日本からの詩人の旅行者という事で、永瀬正敏が出演している。ただし、ピッタリと画にはまり込んでいてよかったです。
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この犬は『カンヌ国際映画祭』でパルム・ドッグ賞を受賞した(笑)。 なかなか笑わせるし、表情がブルドックの種類(違うかもしれない)にしてはいいなあ。
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映画の中で、詩のアダムによる朗読と、文字(これはこの詩の作者の自筆なのかな?)が出てきますが、映像も“詩”になっていましたね。この映画は“詩”なんですよ。全身で味わえばいいんじゃないですかね。もう一回見るかもしれない。トレーラーを貼っておきます。


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映画“レディ・ガイ”を見る。 [映画]

2月1日に新宿シネマ・カリテの15:25の回で見た。今年の3本目。観客少ない。ココは小さいんですがシートの配置や快適さに気を使っているのが解るし、僕は気に入っている映画館だ。昔の名画座の雰囲気もある。この映画は他愛もないお話ですがミッシェル・ロドリゲス兄貴が出ていると言うので見る気になった。画像はシネマ.comから転載しました。公式サイトは→ココです。
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各種の話が最後に一つに集まり全体がわかるという。今ではありきたりになってしまった構成だ。最初に精神病院の話から始まる。調査に来た検事。
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調べられるのは、犯罪を犯したと目されている整形美容の医師シガニー・ウイーバー。自分の弟を殺した殺し屋(フランク・キッチン)ミッシェル・ロドリゲスに復讐するため彼を捉え、罰を与えるため女性に性転換してしまう、ま、一種のマッド・サイエンティストを演じている。自信過剰、高慢、他人の見下し、いやぁ、しっくり来ますね彼女に(笑)。
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フランク・キッチンの男性時代もミッシェル兄貴が髭など生やして演じていましたが、少し違和感がありました。ココは背格好の似ている男性俳優が演じたほうが良かったかな?もう元の体に戻れないと解り、復讐に燃えるアニキ。
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男性時代に知り合った看護師にも協力してもらい、計画を練り、実行する。
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潜入したが協力してもらった看護師は相手側だったので、補足されてしまうアニキ。捕まえた自分の作品を術後の経緯を確かめる、先生役のシガニー・ウィーバー。アニキ完璧にモノ扱い。
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潜入するため変装の金髪ウイッグをかぶったミッシェル兄貴。似合わねぇ~と思わず心のなかで呟やきましたよ。
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アクターズ・ステューディオ・インタビューと言うトーク番組にシガニー・ウイーバーは出たことがあるんですよ。 シーズン6・2000年10月収録の回を僕は見たのですけど 今回の女医の雰囲気 高慢、自意識過剰、学歴と能力を鼻にかける感じ、他人を見下す感じは多分これは彼女の地に近いと思います。シガニー・ウィーバー やりやすかったんじゃないですかね(笑)。
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男性時の能力発揮でタマを撃ちまくるミッシェル兄貴。
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さすがに、いつも女性のマッチョを演じているだけあってガンの扱い、立ち振舞が様になっている。ただしこの映画にアクションはありません。只々、ガンを打つだけ。当たり前です。拳銃を使った凄腕の殺し屋なんですから。セザールでもヴァンダムでもないんですから。
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最初にシガニー・ウィーバーの饒舌からお話が進行するんですが、途中でミッシェル・ロドリゲスの記録用動画の独白になって進行するんですよ。これはどっちかに統一したほうが良いんじゃないですかね。

ミッシェル兄貴、熱演です。一糸まとわぬスッポンポンで自分の体を確認するシーンまで演じてました。ただし全裸だからといって、劣情を刺激するとか言うことは僕の場合彼女に限ってはないんですよ、さすがミッシェル兄貴(笑)。

フランク・キッチンは自分は男だと言う意識が非常に強くて女性の体になってもなお男であることにこだわるんですよ。ですから自分の今の女性の体に対する違和感がすごいんですね、そこをミッシェル・ロドリゲスは上手く演じていました。一種の性同一性障害なわけですから。それの症状と言うかどのように違和感を感じて悩むのかとか面白かったです。

映画としては、起伏がなく、淡々として、まともに作ってあるのが驚き。だからはっきり言って傑作にはなり得ていない。毛が三本足りない感じ。力が抜けている感じが良いんですよ。昔の小林旭の映画の感覚といえばわかりますかね……かえってわかんないか(笑)。正真正銘のB級です。でも素晴らしいB級になっていると思います。これくらいが一番好きだな~。

ミッシェル兄貴の復讐は成功するんですが、最後のシーンでシガニー・ウイーバーにどんな復讐がなされたか?それは御自分で見てくださいな。下にトレーラー貼っておきます。

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