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今になって 映画“シン・ゴジラ” [映画]

ゴジラのシリーズは、ゴジラ対キングギドラとかの他の怪獣キャラクターが出て来る編以外は、ゴジラ単体の物語をハリウッド版を含め全~部見てきたつもりの僕なので今回も見に行った。8月9日のユナイテッド・CINEMA豊島園 15:15分のIMAXで見た。8割方の入で人気があるなと思いました。10月の今になって書いていてなんですが、この一週間後にユナイテッド・CINEMA豊洲の4DX2Dでも見たんですよ。IMAXと4DXはどのように違うのか確かめたかったのです。僕にとってはIMAXのほうが、好きである。やはり高採精の画面は快感がある。映画の全時間にわたってIMAXの効果はあるが4DXは常時、働いているわけではないし、効果に慣れがあり飽きてくる。と感じたのだが、4DXのメリットは実は他の面もあり、それは何本か後に見た“ジェイソン・ボーン”で実感したのでその時に書く。公式サイトは→ココです。 画像は映画.comより転載しました。
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前の座席の子供が、しょっちゅうお母さんに“ゴジラ まだぁ”って聞いていたので、退屈だったのだろうね。ほとんどゴジラは出てこない、会議と会議を開く下準備が描かれる。日本に住んでいる僕にはそれは日本の日常なのでリアルではあるが、映画としてはどうでしょうか? 特に、ハリウッド版のゴジラを見慣れている海外の人にはこれは退屈に感じるのではないかな? ゴジラに名を借りた日本のポリティカル・ドラマになっていましたね。兵器とか、連絡方法などの細部は確かにリアルを積み重ねて撮影していると思う。
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リアル感から最も遠い、石原さとみ。この人が登場すると、ちょっと学芸会風の雰囲気になる。この演技でアメリカで政治的に権力を持つ人だといわれてもねぇ。違和感があるけどそれは監督が意識的にそうさせているのかもしれない。近松以来の“虚実皮膜”の伝統か? 近頃では、この様な感じが日本映画何であると肯定的に捉えるようになった僕(笑)。
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自衛隊の協力のもとに兵器のたぐいも満載だったので、兵器ヲタクの人達にも楽しめたのではないでしょうか?
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このスケール感が良いですね。やっぱりゴジラは巨大でなきゃね。でも、しっぽが長すぎじゃね? これってエヴァンゲリオンじゃね? 巨神兵じゃね? ???ってのがイッパイ出てくるが、それは否定できない。映画は監督の作品ですからね。
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最後のテロップに出演者で“野村萬斎”ってでてきたが、彼はどこで出演してたんだ?と考えて気がついた。このゴジラの歩き方、彼はゴジラで出てたんだね。

巷で言われているリアル感は、僕にはあの東日本大地震を経験した東日本の住民が一番感じることができると思う。街が破壊されるシーンや、船が波に流されるシーンであの時の映像が嫌でも頭に浮かぶ。そして、なかでいつもは仏頂面の女性がゴジラの発生した放射性物質の半減期が20日と分かって少し涙ぐむ表現なんて、(インディペンデンス・デイを始め)原爆で物事を解決できると表現しているアメリカ人には決して理解されることはないと思う。
ゴジラは、人間に全く関係なく、来て、破壊し、そして去っていく……かと思いきや、常駐するんですよ(笑)。ゴジラ=(地理的状況も含めて)天災だと思いました。災難と一緒に生きている(あるいは生きざるを得ない)日本のリアルな現実を表現しようとしたんでしょうね。でも、監督の日本のシステムに対する、このいわれも無き信頼感はどこから来るんでしょう? 実は僕にもあったりして……。日本人の日本人による日本人のためのゴジラ映画だったんだね。

トレーラーを貼っておきます。

映画“10クローバーフィールド・レーン”を見る。 [映画]

6月23日、アリオ亀有のスクリーン8でヒラ君と18:15分の回で見た。今年の12本目。観客は僕らを含めて10人いなかった、僕にとっては理想的な環境だけど、多分、不人気なんだと思う。ところでアリオ亀有のチケット売り場が自動化されていた。かつて(つい1ヶ月前のことです)ココにはオネーサン達がチケット販売をしていたのだが……。こうして人間の働き口は無くなっていくのですというような考えがちらっと頭をかすめるがそれは正しくはないと思う。他の良い面も必ず発生しているのだから。それはさておき、とりあえずパノラマでチケット売り場を移す(写真クリックすると大きくなります)。左端に、唖然としてそれを見ているヒラ君が写っている。
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「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の監督で、ハリウッドきってのヒットメーカーとして知られるJ・J・エイブラムスがプロデュースした謎のSFサスペンス。と説明書きにあった。出演のジョン・グッドマンが好きなので見に行った。一種の密室物ですね。本当に宇宙人の攻撃なのか、それともこのおじさんがウソ言っているのかで、全て引っ張って行くんですよ。そこまでは緊張感があってよかったです。でも総指揮がJ・J・エイブラムズってところで僕の期待値は低い。案の定、謎でもなんでもないものになって終わってしまっていた。このポスターからして、どうしても宇宙人が出てくるってわかるでしょ。最後にやっぱり宇宙ということが最初に暗示されているなら、疑惑が薄まるじゃないですか? ジョン・グッドマンのファン以外の人は、この映画を見なくても、その人の映画人生(大きく出ましたが)になんの変化もないと思います。公式サイトは→ココです。 画像は映画.comより転載しました。
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シェルターの中の3人。このようなシェルターは、冷戦時代にはアメリカ中に売れまくったそうだ。ミリシアなんかいる国だしね。今でもそこら中にあるんじゃない?って言う認識がこの状況にリアリティを与えて緊張感倍増! 外に出ると宇宙人に捕まってしまうよ、僕の作ったシェルターに入れてあげるから、僕ら3人だけで暮らそうと親切な人を演じるジョン・グッドマン。
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脱出しようと企てているのがバレて問いつめられているシーン、左の若いのは、この後、射殺されて、テレビドラマの“ブレイキング・バッド”でも使われていたフッ素だったか臭素だったかで分解処理されて跡形もなくなるんですよ。
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ゴラァ~逃げんじゃねぇ(僕の意訳です)っと言っているジョン・グッドマン。
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ちょっとイッテいる人を演じるとジョン・グッドマンはうまいんですよ。バートン・フィンクの時も怖かったしね。興味深いのはここまででしたけどね。(営業妨害じゃないです、僕の感想です)。後はやっぱり宇宙人でしたで終わります。下にトレーラーを貼っておきます。



映画“デッド・プール”を見に行く。 [映画]

6月20日11:50分の回でユナイテッド・シネマ豊洲の4DXでO林さんとS田さんの3人で見た。下の画像のポスターを見て、くだらなそうと思われたあなた!正解です。そのとおりにくだらない映画である。繰り返すけどお話はくだらない映画ですよ。でも映画の絶対値(みたいなものがあるとして)は面白いか面白く無いかにあると思う。期待しないで見たら、意外に、とても面白かった。想像していたよりも、中身がある話でしたね。見て損はないと思いますよ、ただし、エグい、ドギツイ表現がありますので、あまりそのたぐいの表現に慣れていない方は見ない方がいいかもしれません。公式サイトは→ココです。  画像は映画.comより転載しました。
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僕はXメン見てないので、この背後の御方が誰か分かりません。やけに、堅物な感じ。
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映画の中で恋人同士のモリーナ・バッカリンとライアン・レイノルズ。O林君は、彼女を25~30と思っていたらしいが……。
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(えらそうな上から目線ですが) O林くん、君はもっと女性を見る目を養ったほうが良いぞ。モリーナ・バッカリンは37歳、2児の母だぞ。テレビの出演が多いので、僕はアメリカドラマ「V」や「メンタリスト」でおなじみだった。「V」の時は本当に怖かった。爬虫類タイプの宇宙人が人間の皮をかぶっている設定なんで、時々、この美しい顔が、口裂け女になるんですよ。「あの顔で、トカゲ食らうか、ホトトギス」を地でいっていて怖かった。
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下にトレーラーを貼っておきます。


映画“エクス・マキナ”を見る。 [映画]

このところAIの話題が頻繁に出てくる。碁の対戦で人間が負けたとか、ホーキンス博士が今のうちにAIの研究をやめないと人間は滅びると言ったとか。なんだか騒がしい。そんなわけで、今が“旬”のAIがテーマの映画“エクス・マキナ”を見に行った。今年の10本目の映画である。6月12日17:50分の回で見た。227席の内、多く見積もって100人位の入り。封切られたばかりなのでネタバレ無しで。

これって未来を引き継ぐのは人間かそれともAIかって問題よりも、(思考回路も)人間そっくりに作った機械は人間か?というテーマですよね。何回も繰り返されたテーマの2015年時の解釈だと思う。アマゾンやグーグルで隅の方にお前の好みはこうだろうと展示される時の不気味さを感じている現在を踏まえて作った一種の心理劇で、わざわざ複雑にする仕掛けもありますが、映像も含めてとてもきれいです。SF映画のファンとしては、新しい概念や見方が映像として提示されて、その斬新さに心が打ち震えるというような体験を期待するわけですが、そんな作品は5年に1回位なんですね。その意味では今回も裏切られたが、映画としてはとても好きな映画ですね。でもSF映画としては普通だなぁ。

主人公のロボットを人間型から昆虫みたいな形で作ってご覧なさい。別の物語になっちゃうから(笑)。でもこの映画の前提が、AIはいつか人間を越えるだろうと、それを当然として作られてあるのが現代的だと思いました。
公式サイトは→ココです。 画像は映画.comより転載しました。
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アカデミー映像効果賞を貰っただけのことはあります。映像だけでも見る価値はある。使い方が上手いんですよ。ノルウェイで撮影したとクレジットにありましたが、その景観も綺麗ですし、インテリアのデザインもいいですね。気に入ったのは、その土地の岩盤が部屋の壁からわざと露出して作ってある部屋。お金持ちらしくて、また、インテリアとしてもいい感じなんですよ。別荘の入り口も原野の中に入り口のドアがある部屋のみとかね。
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女性形ロボット役のアリシア・ヴィキャンデル。僕は女優として意識したのは今回の作品からですが、動きがうまい。体の動かし方が巧み。と言うか、意識的に体を動かすことに慣れている感じ。余りすごい美人じゃないのにも好感が持てる(この役にあっている感じがする)。
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プログラミングを考えるネイサン役のオスカー・アイザック。まあこの量のメモでは足りないと思いますが、思考をプログラミングする作業を映像的に表すとこんな感じにはなるんじゃないでしょうか?この人は個人的には“ドライブ”でキャリー・マリガンの夫役でちょっと出てきたのですが、その時の、悪人でも善人にでもなれるような演技が印象に残っていましたが、この作品でもいい演技してますね~。
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新しい才能も発見しましたよ。“キョーコさん”役のソノヤ・ミズノさん。ダンスが上手いし、立ち姿に雰囲気があります。
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ケミカル・ブラザーズのプロモーションで踊る“キョーコ”さん。


映画の中でケイレブ役のオスカー・アイザック踊るキョーコさん。オスカー・アイザックも踊りうまいね。


トレーラーを貼っておきます。



映画“雨女”を4DXで見る。 [映画]

ホラー映画は苦手で見に行かないが、例外もある。例えば“リング”は見に行った。とても面白かった。怖かったけど。また、見ていると3Dでも酔ってしまうので、4DXなんかとんでもないと思っていた。他の人にも広言していた。

いつも行っているフィットネスクラブのスタッフ、O林君はクラブの若い人の中でも映画好きで、時々、映画の話をしていた。やんちゃな彼は、僕のホラー嫌いと3Dで酔うのを知って、両方共体験させようと画策し、“30分ガマンすればいいんですから”と映画“雨女”に誘ってくれた。6月10日に見た。場所はユナイテッド・シネマ豊洲。ララポートの中にあるし、そもそも豊洲に行ったことがないので、怖いもの見たさと物見遊山の気分で出掛けた。ポスターは劇場でiPhoneで撮りました。画像は映画.comより転載しました。
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コピー通りに、確かに濡れましたし、雨も降りましたよ。気配も感じた。……でも。
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JKのキャァ・キャァいう声の中で最初の仕掛けが作動した時、僕は笑ってしまいました。あ~、そ~くるかって感じ。これはホラー・コメディでしたね、僕にとって。まあお話も練れていないし、余計な不必要なカットが多いので、デキが悪い感じが否めない。4DXとの連携もタイミングや効果の出し方が今一で、今に4DXコーディネーターなるものが映画の出来を左右するかもしれないね。まあ~映画.comでのこの映画の評価が低いのですが、それも当たり前ですよ。でも、それはそれ、楽しみました。映画を見終えてレストラン街で食事して帰りましたが、その部分のエンターテイメントも充実していて、ココは良いですね。食べ放題も満喫し、帰ろうとしたら11時の閉店になったんですよ。すると部分的に明かりを残して突然全ての照明が落ちたんです。まるで、出て行けと言わんばかりに。あの照明の消しかたは理解はできるが客商売としては納得ができなかった。でもまた行こう~っと(笑)。下にトレーラーを貼っておきます。

映画“スティーブ・マックイーン その男とル・マン”を見る。 [映画]

5月21日のフィットネスクラブの水泳練習会の後で新宿シネマカリテまで行き20:50分の回で見た。スクリーン2 MAX78席のうちの9割方が埋まっていたのに驚き、女性もある程度いたのにも驚いた、スティーブ・マックイーンのファンだったのだろうか? 1971年に公開された“栄光のルマン”の制作ドキュメンタリーということで2015年に発表されたこの映画、マックイーンのファン、もっと詳しく言えば、彼の出演した映画の中で “華麗なる賭け” “ブリット” “栄光のルマン”の3本のファンである僕は当然、見ますよ。DVDも持っているし。

45年前の“栄光のルマン”は、現在でも最高のレース映画であると(個人的に)思っている。でも映画としてはどうかな?物語性が無く、流れに起伏もない。最初に45年前に映画館で見た時はなんだかフランス映画を見ている感じがした。だからだろうか、ヨーロッパと日本ではヒットしたが、アメリカではコケたらしい。実際のレースカーにカメラを積んで撮影しながら、ル・マンのレースに実際に出場し9位くらいに入っている(規定周回数不足で順位は無いらしいが)。ですから、追い抜かれる時の感覚や、フロントグラス当たる小石の感覚がリアルなんですよ。映画としてみれば同時期に封切りされた“グランプリ”←(こちらはフォーミュラ・1のお話であるが)の方が物語性はある、その代わりに陳腐だけれど、世界の三船も出ているし(笑)。そのようなヒットする条件だの、制作費が高すぎるだの、物語性などの条件を捨てたところ、芸術性を獲得してしまったのがこの作品なんですよ。その制作ドキュメンタリーということで、興味深く見た。

公式サイトは→ココです。画像は映画.comより転載しました。
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これは、物語ではマックイーンの乗るPORSCHE917。実際に彼の乗った車とは違いますよ、出典はWikipediaです。排気量の制限は5リッターだったと思う。ポルシェは“栄光のルマン”の撮影には協力的だったそうだ。そりゃぁそうでしょうね。映画の中ではポルシェは勝つんですもの。しかし映画だけでなく実レースでもこの時代はポルシェ(下の画像のガルフ・Colorのポルシェの)常勝だった。1.2.3位独占なんてシーンも多かった。
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対抗馬フェラーリ512S。僕が見た(この当時はビデオとか映像の配信が無かったので正確に言えば、読んだ)レースでは勝ったのは1回だけだったような気がするが……。それもあってか エンツオ・フェラーリ御大は“栄光のルマン”の撮影には非協力的で撮影は個人所有のファラーリで行われたらしい。車の造形としてはどちらも素敵で魅力的です。同じレギュレーションなのにセンスと感覚が違うとこれくらいには違うんですね。
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これも当時をしのばせるカットです。ジェット型のヘルメット。顔を覆う耐火マスク。後年、マックイーンは肺がんで50歳の時に死ぬのだけれど、このドキュメンタリーの中のインタビューで、声だけですが原因は高いストレスとアスベストと答えている。この時期の耐火スーツやマスクにはアスベストが使用されていたんですね。フルフェースのヘルメットが一般化するのはこの後ですね。高校生の時にベルから最初のフルフェース型が発表された時はなんだか虚無僧を連想してしまいましたが(笑)。
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撮影スタッフと。
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家族と。この後、彼はこの映画製作時期の彼の行動のせいで右の最初の夫人とは離婚することになる。
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この映画には“栄光のルマン”に未使用のシーンも数多くあるし、いろんな事実が語られる。特にレーシング・ドライバーであり、“栄光のルマン”にはスタント・ドライバーとして撮影に参加していて事故で片足を切断することになるデヴィッド・パイパーのくだりはすごくいい。その事故のあと、マックイーンが死ぬまでパイパーは彼と言葉をかわすことが無かったと言っている。不仲ではなく単に合う機会が無かったんだと。このドキュメンタリーの制作スタッフが探し出してきたマックイーンの手紙を初めて見るパイパー。マックイーンはその手紙の中で、パイパーに映画の売上の中から版権料の形で支払うことは出来ないかと映画会社に請願しているんですよ。その手紙は複数あり、マックイーンが何回もその請願を出していた事を今回はじめてパイパーは知って、やっぱり彼は僕のことを気にかけてくれていたんだと、少し涙ぐむんですね。そのシーンを最後の方に持ってくるところにこのドキュメンタリーの意味はあると思います。

下にトレーラーを貼っておきます。



映画“さざなみ”を観る。 [映画]

今年見た映画は①ブリッジ・オブ・スパイ→②クリード→③スター・ウォーズと続き、順番通りでは、④オデッセイ→⑤オート・マタ→⑥ボーダー・ラインと続くのだが、先に5月3日に見た“さざなみ”を上げてみる。今年の7本目。5月の連休後半初日の3日のシネ・スイッチ シアター1 午後6:50分からの回で見た。観客少ない。二階席だったので下の会の様子はよくわからなかったが多くて30人位だろう。老夫婦という組合せが普段にまして多い。かくいう僕も立派な老人ではあるが(笑)。写真は、上映が終わったシネ・スイッチ。設計が渋谷の今はなくなったシネマライズとそっくりだ。シートの座り心地は優秀だと思う。
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結婚生活45年を迎える老夫婦。夫が自分と結婚する前につきあっていて、スイスの氷河で事故死した彼女が50年近く立ってから回収できる位置に移動してきたので確認に来てくれとの手紙を発端に、心境が変化する夫。夫の変化が妻の心にさざなみをもたらす。おおまかに言うとこんな感じ。シャーロット・ランプリングは僕の中の推薦する高年齢女優の内の一人です。それで見に来た。あとの人とは ヘレン・ミレン スーザン・サランドン ジュディ・デンチ カトリーヌ・ドヌープ ……とかなり続くのですけどね。  公式サイトは→ココです。写真はシネマ・トゥデイから転載しました。
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夫を演じている人は昔“長距離ランナーの孤独”にでたトム・コートネイ。シャーロット・ランプリングもいろいろ出てますが、今はこのような老婦人を演ずるのがピッタリと来ますが……。
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また、70歳になる今でも、このような素敵なプロポーションですけど……。
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ピアノを引くシャーロット。これは自分で引いているかもしれないと思える演奏だった。
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これが22歳の時、こんなだったんですよ。
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また“愛の嵐”ではこんなコスチュームで話題をさらった。
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演技や画面はとても良く、両俳優の演技も何も言えないんですが。そのシチュエーションには納得出来ないんですよ。45年連れ添って、今更、結婚前の夫の女性を気にしますかね。これは欧米人だからじゃないの~ッて思いが頭から離れない。だって日本は“亭主元気で留守が良い”という女性陣納得の諺(?)があるんですぜ。ということでなんだか感情移入できなかった。まあ、僕が情感薄く人間性がないせいかもしれないけど。完璧に設計された舞台劇を見た感じでした。下にトレーラーを貼っておきます。

映画“クリード”を見る。 [映画]

1月28日に渋谷TOEIで1人で見た。今年の2本目。観客、男、多い(笑)。僕はそれほど熱心な“ロッキー”の観客ではない。でも頻繁にテレビや、ケーブル・テレビでやるものだから、否がおうなしに前作は“ロッキー4”まで見た。しかし映画館で見たことはなかった。心のなかに“ロッキーなんて”という少し下に見る様な感情があったのは確かだ。で、今回は、映画館で見てみたくなった。やはり映画は映画館で見るものだと思うので。写真は映画.comから転載しました。
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スタローンが、いい味出していますよね。この映画は“ロッキー”ではなく、そのスピンオフという位置づけですね。その通りですけど、そのスピリットにおいて完全に“ロッキー”を引き継いでいると僕には思える。下の写真は歳を経たスタローン。顔についているお肉が、若い時の倍くらいありますよね。横はアドニス役のマイケル・B・ジョーダン。それなりに肉体を作り上げたが、ヘビー級には残念ながら見えなかったが、それは大した問題ではなかった。
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映画のファイティング・シーンはますますリアルになり、そしてますます素晴らしくなった(日本製のボクシング映画除く)。自分が試合をしているかの錯覚にとらわれる(ボクシングの試合なんかした事無いけど)。対戦相手役のアンソニー・べリューは現役にボクサーだそうで、道理で動きが素晴らしい。昔から、俳優にボクシングを教えるよりも、ボクサーに演技してもらう方が簡単だということだろうが、この人、今回のう役どころにうってつけで、はじめは本職の役者さんかと思った。

なぜだかわかりませんが、涙がでるんですよ。この映画。僕も歳を取りましたから。物事を肯定から入るようになりました。5月1日現在で今年は6本しか見ていいないのですが、心情的には今まで見た今年の映画の中のベスト。よく見ると、映画としてよく出来ているし、共感できるところが多くありました。映画館で見てよかったです。下にトレーラー貼っておきます。


映画“スター・ウォーズ”を見る。 [映画]

今まで書く気にならなかったのでアップしなかったが、気持ちに余裕ができたので、時間は前後するが見た映画をアップすることにした。2月3日にユナイテッド・シネマとしまえんで1人で見た。今年の3本め。実は2本目は“クリード”だった。

スター・ウォーズのファンではないが、今までのシリーズ全作品を見ているので惰性で見に行った。というような熱心なファンではないので、それでどうしてもいい加減な意見しかもたない人間ですので、ファンのかたはこの記事を読んでも気にしないでくださいね。でも、とりあえず、続編あるいはスピンオフでもできたらまた見に行く(と思うよ)。J・J・エイブラムズって、思い出や記憶を寄せ集めるのがうまいね。でもそれが小手先っぽく感じちゃうんだよな~。画像は映画.comから転載しました。
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まぁ~、みんな歳をとちゃって~。
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レイア姫も女王レイアくらいに老けちゃって……。
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これって、エピソード・ONE?
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このトルーパの内の一人が、ダニエル・クレイグが演じているんだそうですよ、気付かなかった。
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指揮官のカブト(ヘルメット)の色は黒なんですかね?
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この駆動方法は目新しくはないけど、面白かった。
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またまた、フォースって世襲ですか?
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なんだか、気を引かれないヒロインだった(個人的感想です)。
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僕にとってスターウォーズを惰性で見るシリーズにしてしまった記念すべき作品です。普通に面白かったけど。下にトレーラーを上げておきます。

映画“ブリッジ・オブ・スパイ”を見る。 [映画]

去年は、余り映画を見ることができなかった、いや、見る気にならなかった。が、今年はまあ20本くらいは見れそうな、見たいような気がする。で今年の一本目を1月21日のTOHOシネマズ渋谷スクリーン1で観た。“ブリッジ・オブ・スパイ” トム・ハンクス(主演)ースティーブン・スピルバーグ(監督)ーコーエン兄弟(脚本)の組み合わせ。顔ぶれを見るからに見たくなるじゃないですか? でも、上映の終盤に近く、観客は50人いるかいないかくらい。トム・ハンクス演じるジェームズ・ドノバン。穏やかながら職業倫理や法律に忠実であろうとすることがなんだかすご~くアメリカらしい。その反対に国の利益のために守秘義務なんか捨てろと迫る人達もそれはそれでアメリカらしい有効性はあると思う。対するマーク・ライアンス演ずるルドルフ・アベルもまた穏やかながら自分の国の利益のために、祖国の命令に忠実であろうとする姿もすごいなと思った。僕はそのようなギリギリの選択を迫られる状況には絶対になりたくは無いが……。映画は前半はアベルの裁判を中心に進む。公式サイトは→ココです。  写真は映画.comとWikipedia、から転載しました。
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彼は原子力関連の情報を探っていたが、偶然にコインの中からマイクロフィルムが出てきた事が発端で存在が発覚、1957年に逮捕される。収監され裁判を受けるが、弁護士としてドノバンが弁護する。まあ、当然有罪なんですが、死刑や無期懲役が相当かと思っていた当時の大衆の希望とは離れて、判事は懲役30年を命ずるわけですが、このドノバンの判事に対する説得場面も興味深かった。もともと保険関連の弁護士であったせいかもしれませんが、リスクマネジメントとして彼を存命させるほうが、後々、役に立つと判断させるんですね、後に弁護のお礼に、ドノバン弁護士は、アベルから、彼の描いた絵を送られるわけですが、映画に使っている絵が実際にアベルの描いた絵と同じレベルなら、アベルの物事に対する観察力は僕の100倍くらいはあると思う。下の写真は本国からの指令と思われる文を読んでいるカットだが、カメラが引いていくと他の部屋の各種の無線機やその他の怪しげな機器が映る。見せ方が上手く(筋の運びも上手く)スムーズにお話に引き寄せられる。
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アベルが収監されてから3年後くらいに(1960年に)パワーズ大尉の操縦するU2がソ連国内で撃墜される。後半は彼とアベルの交換の交渉が中心にお話は進む。下の写真がU2。グライダーのソアラみたいに細長い羽根を持っている。高高度を飛ぶために軽量化が徹底されこの機体は着陸時には胴体部分しか脚は無いんですよ。まるでやじろべえみたいに着陸してくるんですよ。高高度の偵察に対する合目的とはいえ変わっているんだね。ウィキペディアには高高度を飛行中の最大速度と当該高度における失速速度の差はわずか時速18kmであり、もっとも操縦の難しい軍用機とされている。エンジンの吸気口を見ると日本の自衛隊でも一時期、主力戦闘機だったF104と少し似ていると思う。映画の中でもミサイルで撃ち落とされるのですが、直接に当たってはいなくて近くで爆発した爆風で、やわな機体が壊れたらしいね。運動性の悪い機体で、近づいてくるミサイルを発見した時のパイロットの気持ちはどんなものなのだろうか?
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パワーズ大尉の同僚を演じるジェシィ・プレモンズ、テレビのドラマ、ブレイキング・バッドでの演技で気になっていたら、もうこんなところに出演してた。若い時のマット・デーモンに顔の雰囲気が似ているんですよ。
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同じく、スパイ機のチームの上官を演ずるマイケル・ガストン、テレビドラマのメンタリストでレッド・ジョン一味のCBIの局長を演じていましたね。昔はハリウッドの芸能界はテレビに出る人と映画に出る人がはっきりと分かれていたと言うけれどそれはもう昔の事になりつつあるようだ。
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僕の小中学生時代のニューズ映画によく出てきた風景とそっくりな東ベルリンの屋外(多分)セット←実際に作ったんだと思うが。こうゆう寒々しい雰囲気が1960年の後半から70年の間続いたっけ。この壁が崩れることは無いように思われたが、それでも、1989年、壁は崩壊した。
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東西ベルリンを行き来する列車から眺めているドノバン。壁を越えようとして失敗し人間が監視員に射殺されるシーンが続くが、何回も実際に起ったことだ。僕は当時ニュース映画やテレビのルポ番組で観た。
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前作のユーモア感の少ない“リンカーン”に比べると随所にユーモアと思えるものが散りば得られているので、少し楽に見ることができます。脚本も上手く画も良いですよね。スムーズに見ることができる。重くなりがちなテーマにエンターテイメントの要素をしっかりと入れて、ますますスピルバーグは円熟したように思えた。ただ、トム・ハンクスの演技で(癖でしょうけど)他の映画でも同じ表情、仕草をするのが気になったのと、これだけスムーズでわかりやすい流れなのに、スパイとパイロットの交換に単なる学生の同時交換(2対1ですよ)にこだわったのはなぜか?が最後までわからなかった。 映画の中でアベルはソヴィエトに帰ってからの待遇は、迎えに来た人達が抱擁してくれたら評価はOK、隣りに座ったらNOだみたいなことをつぶやくんですが、彼は後に下の画像のように切手になりました。人事ながら、平穏な残りの人生であってくれますように……。映画の中で“不屈の男”という表現が何回も出てきますが、確かにドノバンとアベルは“不屈の男”でしょう。でも一番不屈なのは、20世紀を記録するという使命感にかられ、非難にもめげずにこのたぐいの映画を撮り続けるスティーブン・スピルバーグも不屈の男なんでしょうね。
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下にトレーラーを貼っておきます。



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